今回、再就職(といっても週20時間未満の短期ですが…)するためにしたことをまとめてみました。
- 産後再就職するためにしたこと
産後再就職するためにしたこと
前回と今回の仕事事情
前職:時短のパートタイマー。雇用保険加入。約3年勤務。
出産を理由に退職。
今回の仕事:週20時間未満のパートタイマー。半年程度。
再就職するためにしたことスケジュール
子ども年齢 | 行動等 |
出産前 | 失業給付受給期間の延長の手続き*1 |
0歳 |
ハローワークへ母子手帳のコピーを提出(郵送) (失業給付受給期間の延長手続き完了) |
1歳前半 | 働くことを考えはじめるが、保育所の空きがなく断念*2 |
2歳前半 | 一時保育利用開始*3 |
2歳8ヵ月 |
夫から「貯金できない」と言われる*4 保育所の申し込み手続き(事由:求職)*5 派遣会社のweb登録等*6 |
2歳10ヵ月 | 保育所の利用可能の連絡を受ける。 求職活動開始。*7 |
2歳11ヵ月 | 保育所利用開始 失業給付延長解除*7 |
3歳 | 就業決定 失業給付受給権の放棄*8 |
雇用保険基本手当(失業給付)の受給期間の延長*1
基本手当の受給期間は原則、離職日の翌日から1年間ですが、下記のような場合は受給期間を延長することができます(就業につくことができない日数を受給期間に加えることができる。最大3年)。
病気、けが、妊娠、出産、育児(3歳未満)、小学校就学前の子の看護、配偶者の海外勤務に同行する、一定のボランティア活動
等で引きつづき30日以上職業につくことができない。
失業給付の受給期間を離職の翌日から最長4年以内に延長できるということです。
一応、産後も働くつもりはありましたので この失業給付の延長の手続きをしました。
原則、受給期間延長のハローワークへの申請は、引き続き30日以上職業に就くことができなくなった日の翌日以降、1ヵ月以内にすることが原則でした(私が退職した当時)※。
ハローワークは遠方で、とても産後行けそうになかった(夫も行ってくれそうになかった…(委任状があれば代理人でも可))ので、産前(退職直後)に行きました。
記憶が定かではないのですが、確か必要な書類をその場で記載し、預かっていただきました。
そして産後(退職後31日〜それから1ヵ月以内に)、母子手帳のコピーを提出しました。
その後「受給期間延長通知書」というのが届きました。
※平成29年4月より、引き続き30日以上職業に就くことができなくなった日の翌日以降、延長後の受給期間の最後の日までの間であれば申請可能になりました。
働きたいが、働けない。待機児童の壁にぶち当たる*2
子どもが1歳半になれば多少働けそうかな〜という状況になりましたので、保育所申請について役所に問い合わせに行きました。
ちょうど「保育園落ちた日本〜」辺りから1年くらい立った頃です。
まあ、田舎のこの地域まで待機児童が。
求職ではまず無理と言われ断念。
「まだお子さんのそばに居てあげたら」なんて余計なことまで言われ。
保育所申請、反省点
このとき書類だけでも出せばよかったなと思います。
なんか通った人もいるとかいないとか。
それ以降も出し続ければよかったかなと。
働けないんだったら、二人目を急いで子育て期間を詰めよう!と思ってしまったんですよね。
そうして泣く泣く断乳までしたんですけど、今の状況です(泣)。
まあ、子供との濃密な時間は過ごせました。
一時保育利用開始*3
子どももいつできるかわからないし、働かないとなぁとずっと思ってはいました。
何とか在宅で仕事を得られないかと模索した時期でして、一時保育を利用して時間を作ってみました。
が、月2〜4回の利用では、私の能力では一時保育代でとんとんでした…。
この一時保育の利用は一応のちのち仕事をすることも考えて、自宅付近(と言ってもそこそこ距離はありますが…)&最寄りのバス停が近い(出勤に使うことを考えて)ところを選びました。
そして、そのままその園で申請が通り、ラッキーでした。
一時保育を利用しておいてよかったこと
- 保育所の雰囲気がわかる。
- 子どもも私も慣れている。
- 先生とも多少顔見知り。
- 利用開始から、子どもが病気をしにくい(一時保育中にいっぱいもらいました…)
とくに4つ目はかなりの利点でした。
面接や手続き等スムーズでした。
家計がそろそろまずいことに…。*4
我が家は誰も家計管理をしていません。
いや、私はしたいのです。
だけど夫が嫌だそうです。
じゃあ自分でするかと言うとそうではなく…。
絶対やばいなぁと思っていました…。
そして発覚
それは、モスのドライブスルーに立ち寄ったときでした。
夫「こういうところで働いたら、どれくらい時間働ける?」
私「…子ども預けて5時間位…?…お金ないんですか?」
夫「貯金できてない」
やっぱり〜(;_;)
子どもは2歳と8ヵ月。もうここまできたら、幼稚園入学までは家庭で見ようと思っていたのですが、この夫がお金の話をし出したということは、かなりまずいと思いました。
速攻保育所の申請の手続きをしに行きました。
節約とかできないというかしたくない夫ですので、収入を増やすしかないという結論です。
保育所の申請手続き(事由:求職)*5
1年半前とはうって変わって、ウェルカムな雰囲気でした。
確かに待機児童はいましたが、激減していました。
というわけでやっぱり申請し続けておくべきだったかな…と思いました。
働かないとあずけられないし、あずけないと働けないというジレンマに直面する*6
子育て&子どもを望みながら、どんな働き方ができるか考えました。
短期だったら派遣はどうかな?
と、保育所が決まったらすぐ行動できるように、webで簡易登録しました。
思いがけず電話での本登録に進んでしまい焦ったこともいい思い出?(笑)
このとき「保育所が決まったら、またご連絡くださいね。」
ときっぱり言われました。
あ〜これがあれか。
と思いましたね。
求職で保育所の申請が通らなかったら
働かないと保育所にはあずけられないし、あずけないと働けないという現実に直面しました。
求職で保育所通らなかったやっぱり求職活動できないよね。
保育所に預けず、夜短時間働くことも考えましたが、こちらは短期の仕事が見つかりませんでした。
保育所決定&求職活動開始&失業給付期間延長解除*7
運良く求職で保育所の利用が決定しました。
なるべく早く働きたかったので、決定の通知が来て(利用半月前)すぐに職探しを始めました。
失業給付期間延長の解除
ハローワークへ行き、延長の解除の手続きを行いました。
「働くことが可能(週最低20時間以上)になったら来てください。」
と言われていましたので、慣らし保育が終わったあたりで手続きに行ったのですが…
「延長期間中に求職活動したらだめですよ!」
と注意されてしまいました。
保育所が決まった時点で一度相談に行くべきでした。
手続きの書類に面接を受けた事業所名を書きました。
延長後、失業給付受給手続きに必要な書類
- 離職票-1、離職票-2
- 受給資格者証
- 本人名義の預金通帳
- 印鑑(認め印)(シャチハタ不可)
- 身分証明証(運転免許証、または住民票および健康保険証等)
- 最近の写真2枚(縦3cm、横2.5cm)
- 受給期間延長通知書
- 母子手帳
- 傷病証明書(働くことができることの確認できるもの)
私の場合緑字のものが必要でした。
ちょっと怒られたけれど、無事7日間の待機後、失業給付を受け取ることができました。
(待機期間の間、一応ブログの更新をストップしました(広告料が発生するため)また別記事に書くかもしれません。)
とてもありがたいです。保育料も高いので。
就業決定&失業給付受給権の放棄*8
思ったよりも時間がかかりましたが、無事仕事が決まりました。
が、週20時間未満のため雇用保険の「就業」には当たりません。
週20時間以上の仕事を探し続けるならば失業給付は受けたまま働けますが、そんな事はできないと思ったので、正直に「探しません」といいました。
なので一旦失業給付権の放棄を行いました。
退職後、求職活動をし、受給期間中であれば給付の再開ができます。
求職活動を終えてみて
最初は3ヶ月も求職活動期間があれば十分だろうと思っていましたが、保育所の書類の提出(就業証明と事由の切り替え)も含めるとギリギリでした^^;
子育て&子どもを望みながらの求職活動は難しいだろうなとは思っていましたが、それ以上に難しかったです。
仕事のことを思うなら産休・育休制度を利用するか(一度やめてしまうと働き始めるのが大変)、計画的に子どもを産むことができるのがいいのかなと思いました。
産後 再就職のためにしておいてよかったことはこれ!
- 失業給付延長の手続き
- 一時保育の利用