以前なかなかの豪雨に見舞われたのですが…。
逃げていいものか、どう行動すべきか全く備えがありませんでした。
このことを反省して(している割には3ヵ月経過…)
災害が起きたその時、その後取るべき行動をまとめてみようと思いました。
まず発令の種類を調べるところから(-_-;)
すぐ忘れてしまう。
避難指示、避難勧告、避難準備・高齢者等避難開始の違い
避難指示…
災害が発生するなど状況が悪化し、人的被害の危険性が非常に高まった場合に発せられるもので、「避難勧告」よりも拘束力が強くなる。
避難勧告…
災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に発せられるもので、居住者に立ち退きを勧め促す。
避難準備・高齢者等避難開始…
事態の推移によっては避難勧告や避難指示(緊急)の発令を行うことが予想されるため、避難の準備を呼びかけるもの。要援護者など、避難に時間を要する人は避難を開始する必要がる。
指示のが強い指示のが強い指示のが強い…。
覚えられたかな…?
共通で備えておくこと
- 自宅周辺の防災マップを頭に入れる
- 連絡のとり方を考える
- 備蓄品の準備
防災マップについて確認したところ
- 地区の出している防災マップ
- 国土交通省:「重ねるハザードマップ」…洪水・土砂災害・津波のリスク情報等重ねて確認できます。
災害が起きた。その時取る行動は?
以下災害ごとに。
文章だと覚えにくいので箇条書きで記載してみました。
地震
事前準備
- 家具の固定
地震が起きたら…
自宅等室内:
- 頭を守る。
- 退路確保(トイレ等)。
- 逃げやすい安全な場所に移動(玄関等へ)。
- 危険=窓、照明器具、大きな家電、背の高い家具。
- 慌てて外に出ない。
- 調理中→火は消せたら消す。無理に消しにいかない。キッチン危険。
- 揺れが収まったら退路確保(ドアを開ける等)。
- 閉じ込められた→大声は出さない(体力消耗する)。音を出す。
外出中
- 落下物から身を守り、広いところへ逃げる。
- 広いところへ逃げる余裕が無い→耐震性のある新しい鉄筋コンクリート製の建物へ逃げる。
- エレベーターは使わない。
- 安全確保=広いところ、柱の近く、階段の踊り場、エレベーターホール等
駅
- 落下物などから身を護る。
- ホームから転落しないよう、近くの柱へ移動orうずくまる。
- 線路に出ない。
地下街
- 落下物から身を守る。
- 柱や壁のそばで揺れが収まるのを待つ。
- 脱出は壁づたいに。
エレベーター
- すべての階のボタンを押す。→止まった階で降りる。
- 閉じ込められた→インターホンで知らせる。
山間地
- 速やかに崖や斜面から離れる。
川べり
- 流れに対し垂直方向に逃げる。
車
- ハザードランプをつけ徐々に減速。
- 道路左脇に車を止め、揺れが収まるまで待機。
- 避難するとき:キーをつけたまま、ドアロックしない、窓を締める、連絡先メモを残す、貴重品&車検証を持って逃げる。
トンネル
- 出口が近ければ低速で出る。
- 出口が遠ければ、車を左に寄せ停車、キーを付けたまま、非常口から脱出
NG行動
- 火をつけない(引火のおそれ)
- ブレーカーを上げて通電させない(火災のおそれ)
- 電気のスイッチを押さない(火災や爆発のおそれ)
- エレベーターは使わない(閉じ込められるおそれ)
- 不要不急の電話はしない(電話回線がパンクするおそれ)
- 部屋の中を素足で歩かない(怪我をするおそれ)
- 救出活動は複数で行う(怪我をするおそれ)
- 避難に車は使わない(緊急車両の通行の妨げになる)
逃げる判断基準
避難の判断
- 火災の危険がある。
- 避難指示が出ている。
避難するとき
- 正しい情報を得る。
- 家族の状況確認(怪我等)
- 家の内外の確認=火の始末、退路確保
- 近所の安否確認
逃げる際、すること&ポイント
- 初期消火、消火器or水バケツ。無理しない。
- 火災→煙に注意。ハンカチ等で鼻口を塞ぎ、姿勢を低くする。
- ブレーカーを落とす。
- ガスの元栓を締める。
- 基本、徒歩
- 安否メモを残す(張り紙)。
- 伝言板、SNSで連絡する。
- スマホは機内モードにすると充電の消費が抑えられる。
他の災害も随時調べたいと思います。
そのうち…
参考:消防庁防災マニュアル
東京防災