途中でまで感想を書いていたのですが…。
ラストまで読んだので改めて感想を書きたいと思います。
「ふよぬけ」概要
子どもが生まれてからすれ違ってしまった夫婦のお話。
6話まで無料で読めます。
「ふよぬけ」主な登場人物
主人公:ももこ
子どもが生まれるまでは漫画の仕事をしていた主婦。
正社員として働いたことがない。
子どもが生まれてからは漫画の仕事は諦め、パートをしていた。
夫つとむの転勤により現在は専業主婦。
つとむ
子どもが生まれるまでは優しくて紳士的(とももこが思っていた) だったが、夢を諦めて、さらに家事・育児をうまく回せないももこにモラハラな態度を取る。
たると
つとむとももこの子。この漫画の癒やし。
「ふよぬけ」みどころ
子持ち専業主婦 ももこが働き始めるときに対面する大きな壁。
働き方、保育所問題、家事育児とのバランス…、夫婦の価値観の相違etc
現在の子持ち女性を取り巻く問題が凝縮して描かれています。
それを乗り越えようとするももこの成長・自立と家庭の変化。
あとつとむのモラハラぶり(笑)
ついにつとむのモラハラに耐えられなくなったももこ。
外で働くことが難しいと思ったももこは在宅でイラストの仕事を再開し、つとむから自立することを目指します。
はたしてその結果は…?家族の行方は…?
「ふよぬけ」の感想
【働き方】子持ち主婦が働き始めるときの壁。漫画「ふよぬけ」を読んだ感想。 - ミニマム探し。
【働き方】子持ち主婦が働き始める時の悲しい障壁…。漫画「ふよぬけ」感想。 - ミニマム探し。
【働き方】つとむにマジキレしそう…漫画「ふよぬけ」感想 - ミニマム探し。
ちょうど私も働き始めようとしていた時期だったので、ものすごく共感して読めました。
- 子どもがいると仕事は選ばなくてはない。ていうかなかなかない。
- というか選ばれない。
- 働かないと保育所に入れない、保育所に入れないと働けないというジレンマ。地域によって正社員共働きでも難しい。
- 家事・育児との両立。家族の協力
- ブランク
etc
子どものいない頃には考えが及ばなかった壁が立ちふさがります。
ももこは友人たちのアドバイスも受けながら、自分はどうすれば自立できるのか自分で考えて答えを出します(それすらつとむに否定されるが…)
そして目標の金額に達し、「離婚」がちらつく頃、事件が…。
いや〜200万ってすごいと思う。頑張ったももこ。
子どもを見ながら自宅でって(途中から幼稚園)本当にすごいと思う。
最初はちょっと頼りなかったももこが、だんだん頼もしい表情をするようになったように思えました。
自分で稼ぐって大事だと思いましたね。
しかしつとむのモラハラっぷりはすごかった。
私は専業主婦や今くらいのパートで子ども1人だったら、家事育児はほとんど自分でしようと思う。
でも我が家は家事の完璧は求められないし、ビールついだりも求められないし、ご飯はちゃんと感謝してくれるしなぁ。
パート数万でも助かるって言ってくれる。お疲れと言ってくれる。これ大事。
つとむみたいに家事や稼ぎや人格否定されたら離婚もしたくなるわ。
あとせめて自分のことは自分でしてほしいし。はすごく共感(笑)
最後はとても現実的な終わり方になりました。
あの事件からお互いの苦労がわかって「やっぱり愛している♡♡」なドラマな終わり方でなくってよかった(笑)
少し歩み寄れて、これからチームとして生きられたらいいなぁと思います。
この漫画は、高校生、大学生などこれから働く前・子どもを持つ前の女性にも読んでほしいなと思いました。
子どもがいないとピンとこないかもともしれませんが…。